必聴プレイ!

Godiego(ゴダイゴ) – ただのポップスバンドではない!

今回は日本が誇るバンドのゴダイゴを紹介します。

ゴダイゴは云わずと知れた「ガンダーラ」や「モンキーマジック」、そしてEXILEにもカバーされた「銀河鉄道999」でお馴染みのバンドです。

それらがヒットした後しばらくして解散、現在は再結成して精力的に活動しています。

日本人離れした演奏力

ゴダイゴの特徴は何といっても歌詞が英語というところでしょう。

もちろん、それも特徴的ですが、みなさんに知っていただきたいのが、その卓越した演奏力!

リーダーのミッキー吉野氏とベースのスティーブ・フォックス氏は、アメリカの名門バークリー音楽院の出身だということは、案外知られていない事実。

彼らがデビューした70年代は、今とは比べ物にならない演奏力の高いバンドが多く存在した時代でしたが、その中でもゴダイゴは頭1つも2つも抜きん出た存在。

特に「ガンダーラ」などのヒット前の作品は、「これが日本のバンド!?」と耳を疑ってしまうほどの演奏力とクオリティに圧倒されること必至です!

覆面CMバンド(?)

今回はそんなゴダイゴの神髄を堪能できるCMソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパーヒッツをご紹介します。

70年代当時のテレビコマーシャルは、おしゃれな楽曲を使ったものを作りたがる傾向にあり、海外のヒット曲が人気を集めました。

しかし、海外の楽曲の使用料はとても高額だったため、歌詞が英語で演奏力も高いゴダイゴにCMの楽曲依頼が数多く舞い込みます。

たしかに、歌詞は英語で、あの演奏力があれば、知らない人は外国人による曲だと勘違いしてしまうでしょう。

そのため、彼らが手掛けたCM楽曲は膨大な数にのぼり、それだけで数枚のアルバムが出来てしまうほどの量になりました。

そのうちの1枚がこの作品。

「ガンダーラ」で世に出てくる前の作品ですが、誰がどう聴いても日本のバンドとは思えないクオリティです。

やはりバンドはリズム隊

ゴダイゴが他のバンドと一線を画すのが、ドラムとベース、つまりリズム隊がアメリカ人だというところ。

やはり日本人とは違うDNAを持っているだけに、強烈・圧倒的なグルーブを繰り出すのです。

私自身、小学生のころにこのアルバムを買ってゴダイゴを知ったのですが(マセた小学生、笑)、そのとき“外国人リズム隊”というのが刷り込まれてしまったようで(笑)、今でも在日外国人でドラムやベースが出来る人がいないか無意識に探してしまうんです……(笑)。

そして、リーダーのミッキー吉野も、ピアノを打楽器のように操る強烈なグルービープレーヤーです。

ギターの浅野孝己氏も、完全に脱力された手の振りがはっきりと想像できるほどの、しなやかなカッティングプレイでギターファンを魅了します。

そんなメンバーが揃ったバンドは昔も今も他にはないと断言できます。

誰もが知っている「ガンダーラ」では、その演奏力を完全に隠しているだけに、過小評価されているバンドの一つです。

是非皆さんにも聴いてほしい1枚です!

スポンサーリンク

-必聴プレイ!

執筆者:

関連記事

Stevie Ray Vaughan「Little Wing」- 孤高の天才ギターリスト

  Stevie Ray Vaughan以上に、亡くなったことが惜しまれるギターリストはいないのではないでしょうか? 初めて耳にしたときは、その豪快な奏法、縦横無尽な指板さばき、トリオとは思 …

ギターの神様、Eric Clapton – ペンタトニックの魔術師

  このブログでは、完全に私の独断と偏見で、ギターリストの皆さんにぜひ聴いて欲しい曲をいくつかピックアップしています。 そのようなケースの場合、妙なプライドからマニアックなギターリストを採り …

Lucky Peterson – ギターとオルガン

  複数の楽器をこなすいわゆる”マルチプレイヤー”は数多くいますが、ギターと鍵盤という2大メロディー楽器をどちらも遜色なくこなすプレーヤーはそうそういないですよね。 でもやはり世界にはすごい …

近藤房之介 – 過小評価された偉人

  日本のミュージックシーンの特徴の一つに、本当にうまい人が評価されないという点があげられます。 まあ、音楽業界もお金を稼がなくてはいけないビジネスなので、上手ければ誰でもプッシュしてくれる …

Raul Midon – 盲目の天才ギターリスト

  歌も歌えるギターリストは古今東西たくさんいますよね。 日本でも両方こなす人はたくさんいますが、ほとんどの場合「ギターは上手いんだけど歌はふつう……」とか「歌はいいけど、ギターは下手クソ」 …