ギターはもちろん、ドラム、キーボードなど、全ての楽器プレーヤーにとって、永遠の課題と言ってもいい“脱力”という問題。
知らず知らずのうちに、体のあらゆるところに余計な力を入れてしまうクセは全プレーヤーにとって大敵です。
力みは百害あって一利なし
特に、リズム面においても、脱力は重要なテーマで、脱力が甘いとリズムを殺してしまいます。
速弾きなどでも、速いから弾けないのではなく、体に余計な力が入っていることで弾けなくなっているというパターンは案外多いと思います。
音の面からも、力みは悪影響をもたらします。
力んだピッキングでは、音抜けが悪く、いい音が出せません。
↑↑この点は見逃せませんよ!
さらに、無駄な力みは、体に余計な負担をかけてしまいます。
力みが取れると、何時間弾いても疲れを感じないようになります。
しなやかで流麗な自分をイメージせよ!
じゃ、脱力をするにはどうすればいい?
口での説明はとても難しいですが、イメージとして“しなやかさ”を意識してください。
自分の体はしなやかな動きをしているか……?
これをちょっと意識するだけでもかなり変わってくると思います。
とにかく、演奏するときには、とにかく“しなやかに弾いてやる“という意識が大切です。
一流プレーヤーの手の動きなどは、完全に力が抜けていて、惚れ惚れするくらいに美しいですよね。
それは脱力しているからこその動きです。
ということは、そのような動きのマネをしてみるのもいいかもしれませんね。
ただし!!
無理にそれを体得しようとする必要はありません。その人その人に合った体の動かし方がありますから。
どうしてもやりづらければ、それはあなたの体にとっては、何かしら無理のある動きなのかもしれません。
くれぐれも無理はしないで、自分に合った動かし方を模索してください!
キーワードは“脱力”と“しなやかさ”ですよ!!