以前、アンプに繋がない状態でのギターの練習が日常化してしまうことの怖さをお話しました。
そして、どうしてもアンプが持てない状況の人が心がけるべきギターの弾き方もお伝えしました。
アンプなしは危険です① – アンプなしの練習を考える
アンプなしは危険です② – アンプなしの練習を考える
アンプなしは危険です③ – アンプなしの練習を考える
現代はいい世の中です
現代の進化はさまざまなことを可能にしてくれます。
そこで今回は、アンプが持てない方へのご提案です。
アンプが使えないのなら、モデリングアンプを使うという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?
モデリングアンプは一昔前では考えられなかったことを実現してくれるツールです。
モデリングアンプは、大きく分けて単体のものと、パソコンで使うソフトがあり、どちらも多種多様な製品があります。
古今東西の名だたる名機がモデリングされているので、1つ持っていればしばらくは飽きずに遊べること請け合いです。
さまざまなヘッドとキャビネットの組み合わせが試せたり、今では、キャビネットに立てるマイクの種類を選べるものもあります。
さらに、そのマイクとキャビネットの距離までもが調整できるという、逆にユーザーを悩ましてしまうような(笑)機能もあたりまえのようについています。
まったくすごい世の中になったものです(笑)
私も、単体では定番のPOD、パソコン用ではNATIVE INSTRUMENTSのGuitar Rigなどを持っています。
中でもお気に入りなのが、IK MultimediaのAmplitube FENDERというフェンダーのアンプに特化したパソコン用のものです。個人的にフェンダーのアンプが大好きなので大変重宝しています。
アンプなしでの練習の数百倍はマシ
これらのツールとヘッドフォンがあれば、一応は“疑似アンプ体験”が出来ます。
でも、やはり実際にアンプが鳴っている空間で得られる空気感や臨場感などはどうしても希薄になってしまいますが……
しかしながら、“電気的な回路を通った音“という点では同じなので、その音をコントロールしなければいけないという意味において、アンプなしの練習とは比べて何倍も意味があるやり方です。
アンプが持てない環境の方は一度チェックしてみる価値はありますよ!