ギターとの向き合い方

アンプなしは危険です① – アンプなしのギター練習を考える

 

みなさんはお家での練習の時にアンプをお使いですか?

日本の住宅事情を考えると、誰でも気軽にアンプを鳴らせる環境とはいい難いでしょう。

その昔、アメリカに行ったときに、知り合いとバンドを組んだのですが、練習場所は彼の家。普通にリビングルームで音出しOKの環境に愕然とした記憶があります(笑)

しかし、ここは日本。普段はアンプを通さずに“ペラペラ”な生音(笑)でシコシコとがんばっている方も多いと思います。

しかーし!

アンプを通さない練習は、間違いなくデメリットの方が多いので注意が必要です!

まず何といっても、生音は単純に音が小さいので、ピッキングが無意識のうちに強めになってしまうことです。

つまり、無駄に強いピッキングがクセとして身についてしまうという恐ろしさがあるのです!

これに気づいている人は少ないと思います。

以前、このブログで提唱しましたが、アマチュアがまず心がけることとして「小さい音で弾く」「とにかく脱力」という2大テーマがあります。
(以下3記事参照ください)
小さな音で弾けますか?① – 表現力アップのコツ
小さな音で弾けますか?② – 表現力アップのコツ
たまには薄いピックを – ギターリストの脱力を考える

アンプなしにギターを弾くという行為は、上記の2大テーマと完全に相反する命知らずなものです(笑)。



そうはいうけど……

とはいえ、やはりアンプを通さないと、自分の音が聞き取りづらいために、知らず知らずのうちに強めのピッキングになってしまうんですよね。

強めのピッキングばかりになると、音の強弱がなくなり、表現力に欠けた演奏になってしまいます。

ですから、やはり理想はちゃんとアンプから音を出して弾くことです。

でも、住宅事情(もしくは経済事情)が許さない……

アンプが使えない

自分の音が聴きづらい

ピッキングが強くなる

常に強めのピッキングになってしまう

平坦で表現に乏しい演奏になる……

でもアンプが使えない……

どんどん暗くなっていきますね……(笑)

そしてアンプなしの練習ばかりしていると、もっと恐ろしいことが待ち構えているのです!

それは次回のお楽しみに!(?)
(引っ張ってすみません……笑)

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